にしろぐ

楽しいことだけして生きていきたい、そんな私の雑記。

2020年 夏キャンプ&北海道 道の駅スタンプラリーの思い出。

2020/08/04(火)~08/11(火)で行ってきました。

方面は道の駅スタンプラリーで言うところの道北・十勝・オホーツク・釧路・根室エリア。北海道の東側ですね。

 

08/04(火)

道内全域あまりよくない天気予報だったのですが、この頃の天気予報はアテにならないので「思ったより崩れなさそう」という自分の感を信じて出発。

実は午前中に面接が入っており、それが終わってからの出発となった。

面接後、一度帰宅して準備を開始し、ガス缶を補充しに札幌駅近くの秀岳荘を経由。お昼抜きだったので何か食べようと札幌のはずれにあるコンビニによったときにはPM3:00を回っていて焦った。

初日の目標は忠類および大樹のスタンプを押すことだったのだが、出発が遅かったのに高速道路を使わなかったため、忠類に到着した時点でPM7:00すぎで1つも押せず仕舞い。どうしようもないので翌日からスタンプラリーをスタートすることにする。

 

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キャンプ地は毎年の経験から道の駅 忠類の裏にある「ナウマン公園キャンプ場」に決めていた。炊事場が近い第1キャンプ場と車を直接乗り入れることのできる第2キャンプ場に分かれているのが特徴で、今回は到着時間も考えて第2キャンプ場を利用することにしたのだが……去年とは様子が変わっていた。

半分が駐車場、もう半分がテントサイトになっており、車の乗り入れが不可能になっていたのだ。何が原因なのか分からないが大変残念である。

それでも無料だし、夜遅くまで営業してくれている「ナウマン温泉 アルコ」が徒歩で行ける。さらに大樹町方面に向かえばスーパー・コンビニ・ドラッグストア・安いガソリンスタンドが揃っているので今後もお世話になりそう。これ以上規制がかからないよう利用していきたいものだ。

 

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この日の晩ごはんには自衛隊も御用達の道の駅 樹海ロード日高で買った「びらとり和牛 手ごねハンバーグ」と、サツドラにあったメンチカツバーガー(2割引)をいただいた。おいしゅうございました。

 

08/05(水)

早起きして大樹町のガソリンスタンドで給油後、開店と同時に道の駅 コスモール大樹へ。一度忠類へ戻り、さらべつ→なかさつない→おとふけ→しかおい→うりまく→ピア21しほろ→しほろ温泉→足寄湖→あしょろ銀河ホール21→ステラ★ほんべつ→うらほろと周った。

 

道の駅 さらべつへ向かう途中で車の警告ランプが点灯。

マニュアルで確認するとパンクかタイヤの高気圧異常の警告。

これといって物を踏んだり大きく跳ねた覚えもなかったので変な汗が出る。

タイヤを確認するがパンクしてはいなさそうだったので、マニュアルに従い空気圧警告システムをリセット。その後、何度もタイヤの様子をみてみたが問題はなく、警告も出なくなり一安心。朝から肝を冷やした。

 

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道の駅 ピア21しほろ内の「CAFE KANICHI 寛一」ではモヒートを購入。

運転中なので残念ながらノンアルコールですが、暑い日にミントのスーッとした清涼感がたまらない一杯。

 

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お昼ごはんは道の駅 あしょろ銀河ホール21でスパカツをいただいた。

ミートスパゲティの上にとんかつがのった、見た目通りの味と想像通りの美味しさ。

アツアツの鉄板にのっていて、お店によっては麺が少しコゲてパリパリになり、それがまた美味しい。こっち方面に来るならどこかで一度食べておきたい味。ごちそうさまでした。

 

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キャンプ地は道の駅 うらほろの裏にある「うらほろ森林公園キャンプ場」を選択。去年は存在に気が付かず、道の駅で車中泊をしたのだが……すぐ近くにあったじゃないか。

設営場所によっては炊事場とトイレに行くたびに、川をいちいち越えないとダメなのが面倒くさい。水路が近いせいか蚊・アブなどの刺す系の虫がひどいので対策必須。荷物を運び入れるときにはリヤカーを貸してもらえて助かる。

遊具が豊富なので子供ウケはかなり良さそうなキャンプ場でした。

 

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晩ごはんには道の駅 うりまくで購入した鹿肉ソーセージをいただいた。

ブラックペッパー・バジル・柚子唐辛子の3つの味が楽しめるこだわりのセットとのこと。鹿肉の臭みを感じることのないおいしいソーセージで、私は柚子唐辛子が好きでした。ごちそうさま。

 

08/06(木)

十勝エリアのスタンプはオーロラタウン93りくべつを残すのみとなったが、これは後回しにして釧路・根室・オホーツクエリアに突入。しらぬか恋問→阿寒丹頂の里→厚岸グルメパーク→スワン44ねむろ→おだいとう→知床・らうす→うとろ・シリエトクと周った。

 

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このあたりへ来るときにはランチは「白いパーカーを羽織った外国人がダンスを踊る謎のテレビCM」でおなじみの(?)道の駅 厚岸グルメパークと決めている。

www.youtube.com

もうサクサクぷりぷりのカキフライが美味しいのなんの……。

毎度、カキロービー丼とカキフライ定食で悩むのですが、この日は写真のカキロービー丼をチョイス。そのまま食べてよし、タルタルソースをつけてよしのカキフライはもちろん、ローストビーフまで味わえる贅沢な丼ぶり。ご飯の上には薄く削られた昆布がかけられていていい塩加減。それに温玉までのっている大満足間違いなしの一杯です。

 

でも根室市のソウルフード・エスカロップやオリエンタルライスも絶品だし、道の駅 おだいとうのホッキカツ丼も捨てがたい……それに浜中町の濃厚な牛乳もある。このあたりは美味しいもので溢れているので、時間があるなら数日滞在して全部味わってもらいたい。

 

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知床峠では雲海を見ることができました。

曇って何も見えない年、晴れ渡って遠くまで見渡せる年に続いて雲海かぁ、粋なことしてくれるじゃん。雪崩で通行止めになって大変な思いをした年のことは忘れてやるよ。

 

キャンプ地は「国設知床野営場」とした。写真は取り忘れた。

受付のジイさんに「ひとりか?彼女連れてこなかったのか?w」と煽られて少しイラッとしたが、ゴミを無料で引き取ってくれるとのことで許した。

キャンプ場の利用料は安いのに最寄りの温泉はやや高く、利用するか悩みどころ。翌日まで我慢できるのならば、この先にいくらでも安い入浴施設はあるからだ。

夜間の炊事場は虫が多く、トイレはバイオトイレか簡易トイレしかないので人を選ぶキャンプ場かもしれないが、駐車スペース近くにテントが設営できたり、乗り入れokなスペースもあるのは高得点。

 

晩ごはんの写真も撮ってないんだけど、道の駅 なかさつないで買った赤いタマゴと十勝こがね、スーパーで買ったざる担々麺を茹でて食べたような?

 

08/07(金)

AM5:00ぐらいに目覚め、穏やかな朝を迎えた。

が、AM6:00には強風の吹き荒れる地獄と化していた。

変形するテント、今にもぶっ飛びそうなタープ、舞い飛ぶゴミ……。

私はタープは張っておらず、ゴミは寝る前にすべて車へ積み込んでいたので被害はなかったが、まあひどい有り様。ゴミ収集エリア付近はさらにひどい。

朝食を摂る余裕もなく、荷物が吹き飛ばないように細心の注意を払って撤収。

「キャンプ場が小高いところだからか?」と思っていたが、オホーツクエリアの広い範囲がそんな調子だったようで、木から葉が落ち、小枝・枝までもが折れて道路に落下しているのがあちこちで見られた。

 

この日のルートはしゃり→はなやか小清水→流氷街道網走→メルヘンの丘めまんべつ→ノンキーランド ひがしもこと→パパスランドさっつる→摩周温泉→ぐるっとパノラマ美幌峠→あいおい→オーロラタウン93りくべつとした。

道の駅間の距離が遠く離れている箇所が多く、毎年嫌々周ってる部分でもある。特にあいおい・りくべつは地獄であるが、りくべつの道の駅は好きなので頑張って走っています……。

また、はなやか小清水は営業時間が他より1時間遅いAM10:00からの早起き勢殺し。周るときはしっかりと計画を練っておきたい。私は開店までしばらく待ちました。

 

前日は温泉に入らなかったので道の駅 パパスランドさっつるで入浴した。

お昼ごはんもここで食べればよかったのだけど、いまいち食べたいメニューがなくて先送りにしたのだがこれが間違いだった。その先も特に食べたいものがこれといってなく、先に述べたように道の駅間の距離が長い。ランチタイムが終わっている道の駅ばかりになり、ついには食べそこねてしまった。

地方で美味しいものを食べたいなら行きあたりばったりではなく、下調べが重要だなとようやく悟った瞬間である。それと期待しすぎてはいけない。

 

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キャンプ地は道の駅 おんねゆ温泉からそう遠くない「おんねゆ温泉つつじ公園キャンプ場」とした。Googleマップだと「留辺蘂(るべしべ)つつじ公園キャンプ場」となっているのでご注意。

キャンパーが少なく、風も弱かったのでソロでタープを張る練習をしてみた。

大変そうだと思いこんでいたが、やってみればなんてことない。

そのうちセッティングテープを買って小川張りも試してみたいが、テントがせっかくのナバホ柄なので同デザインで連結の簡単なナバホタープ買ってもいいなぁ。

このあと、強風が吹いて隣のキャンパーのタープが吹っ飛び、焚き火が燃え移りそうになるのを目撃してしまい今朝の強風のトラウマが蘇った。自分もタープを撤収しようか悩んだが風も止んだのでそのままに。あとで話を聞いたのだが、ペグが抜けたために吹っ飛んだとか。しっかり長めの鍛造ペグで打ち込んでおいてよかったと心の底から思ったよ……。

 

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晩ごはんは道の駅 オーロラタウン93りくべつで買った「りくべつ産 鹿肉ヒレ」!お昼ごはんを食べそこねたので奮発して買ってしまった、えへへ。

そのままだと焼けるか心配だったのでカットしてから焼くことに。

ブロックとスライスでいただきます!

……ん?今まで食べてきた鹿肉には感じなかったワイルドな風味……というか血生臭さがする……。ブロックのほうがより強く感じる。スライスはそうでもないな、ということでスライスして焼き肉に。

でも不思議なことに、食べていくうちにちょっと臭いのがまた美味しい気がしてくるんだよなぁ。やみつきになる味だ。ロースも売っていたので次の機会にはそっちを買ってみたいと思います、ごちそうさまでした。

 

08/08(土)

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朝から炊事場で野良猫とご対面。

写真だと分からないが、痩せても太ってもなく毛艶の良いきれいな野良猫だった。

日光浴をし、日陰で休憩し、虫と遊び、キャンパーの食べ物を狙う。

なんだか生きてて楽しそうな猫だなと思うのと同時に飼い猫が一気に恋しくなった。帰って思う存分モフりたい……。

 

この日は道の駅 おんねゆ温泉で「たまコロ イタリアンチーズ味」を食べてからスタート。甘い玉ねぎにとろとろのチーズとイタリアンソースが合わさって最&高。

おんねゆ温泉→サロマ湖→愛ランド湧別→かみゆうべつ温泉チューリップの湯→遠軽 森のオホーツクと周った。

 

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温根湯温泉に入っていこうと思っていたのだが、営業時間の関係で断念。

かみゆうべつで温泉&ランチにしました。

地元のブランド牛肉・湧秀牛のステーキ定食をいただく。焼き加減はミディアムレア。ボリュームが減ったような、こんなものだったような。盛り付けの問題か?値上がりは間違いなくしていた。2年前に食べたときには柔らかくて、そのまま食べても甘みがあって感動したが、今回は普通だなって感じ。思い出補正が強すぎたか?

 

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2年前に撮った湧秀牛ステーキ定食のほうが肉厚で、断然おいしいそうにみえる。

 

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どっちかというと1年前に食べたゆうべつ牛ステーキ定食に近い。

湧秀牛と比べるとゆうべつ牛は甘さも食感も劣る。

プラス数百円なのだから、湧秀牛を食べるのが絶対オススメ。

 

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これはメニュー表兼イメージ写真。

価格は2019年7月のものなので参考にしないでください。

焼く肉間違ったのかってくらい普通だったし、価格の問題や肉の品質、料理人のウデで味が落ちたのならとても残念。来年は注文するか悩んじゃうな。

 

湧秀牛だけで1記事書けるんじゃないかってくらい語ってしまった。

それくらい楽しみにしてたんだ、かみゆうべつで食べるステーキ。

とても美味しかった記憶が忘れられなくて、あれ以降どの牛肉食べても微妙な気がしてしまってる。私の求めるおいしい牛ステーキはどこに、どの価格帯にあるんだ……。

 

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キャンプ地は「太陽の丘えんがる公園キャンプ場」にした。

当初は「湧別町五鹿山公園キャンプ場」に早めに設営し、夜はかみゆうべつ温泉でゆっくりするつもりだったのだが、クマ出没で市からフリーサイト使用禁止令がでているとのこと。2年連続でフリーサイト使えず。今年はオートサイトは利用できるそうだか高かったのでやめた。ステーキで残念な思いして、キャンプ場で残念な思いして、もう湧別町をあてにするのはやめることにした。来年からはこの辺の計画だけはしっかりしよう。

 

話を野営地のえんがる公園キャンプ場に戻すが、使っているギミック社の「北海道キャンプガイド2019」には載ってないキャンプ場で、Googleで調べて知った。それもそのはずでキャンプ場としての営業は終了済み。自己責任の上で自由に使っていいとかなんとか……。それすらも禁止にならないようにきれいに使いたいですね。

基本的に斜面ばかりですが、炊事場の奥は比較的平ら。そこに設営しました。

炊事場は営業終了してるのにかなりきれいで、仮設トイレもある。

町に降りればスーパー・コンビニ・ガソリンスタンド・コインランドリーまであり、人も少なく、利用無料の穴場スポットでした。

駐車場が分からなかったので近くの土手?に駐めさせてもらいましたが……よかったんだろうか。

 

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暗い気持ちの私を救ってくれたのは道の駅 サロマ湖で買った「たこのホルモン ピリ辛」だった。あまりに食欲をそそる匂いで調理後の写真を取り忘れた。

炒めた玉ねぎと一緒に焼くだけでめちゃくちゃウマい。たこのホルモンというだけあってホルモンのようなぷりぷりとした食感があり、柔らかくて噛み切りやすい。たこの旨味とピリ辛ソースが合わさってお酒がすすむすすむ。あっという間に食べきってしまって、翌日サロマ湖に戻って買い足そうか悩んだほど。価格も非常にリーズナブル。近場で買えないのが非常に残念だ……。次回行ったときはパッケージ裏のレシピに則って、ニラも入れた完全体を食したいものだ。

 

08/09(日)

たこホルモンのおいしさが忘れられない朝。

Googleマップで距離を確認して断念し、まるせっぷ→しらたき→香りの里たきのうえ→オホーツク紋別→おこっぺ→にしおこっぺ花夢→おうむ→マリーンアイランド岡島→北オホーツクはまとんべつ→さるふつ公園と周った。

 

このあたりの道の駅はおいしい軽食がたくさんあるので、ランチを考えずに買い食いしてまわることにした。

まずは道の駅 しらたきのカレーパン。具沢山でサクサク。タイミングによっては揚げたてが味わえる。今年は残念ながら作り置きのだったが。

 

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次に道の駅 香りの里たきのうえのチーズスティックと飲むチーズ。

滝上産のミントが使われた棒状のチーズケーキで、プレートとチョコ入りがあり、今年はチョコ入りをいただいた。飲むチーズは飲むヨーグルトがざらざらしたような飲み心地でほんのり甘い。開封時の飛び跳ねに注意と書かれていたので慎重に開けたがかなり跳ねた。車内での開封は絶対やめよう。(一敗)

 

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お次は道の駅 おこっぺの当たり付きフローズンヨーグルト「フラッシュくん」、パッケージが変わったらしい。イラスト付きが新しい方。去年はプレーン味、今年はブルーベリー味をいただいたがほどよい酸味が美味しい。

 

最後は道の駅 おうむの韃靼そばコロッケ。

現状、私の好みに一番近いのがここのコロッケ。サクサクというよりはザクザク寄りの香ばしい衣にほどよい潰し加減のじゃがいも。私が雄武町の学生だったら学校帰りに毎日買って食べちゃう。2つくらい。

 

今年は食べなかったがたきのうえのしばざくらソフトクリームや、マリーンアイランド岡島の揚げかまぼこ、さるふつ公園のバニラアイスも美味しいんだよなぁ。猿払はホタテが有名なので、いつかホタテ丼を食べてみたい。

 

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この日が一番、新型コロナウィルスの影響を感じた。

初めは「クッチャロ湖畔キャンプ場」に泊まるつもりだったのだけど、行ってみると凄いテントの数!もう密・密・密ですよ。設営する前に駐車場見つけるところから大変そうだったので断念。夕日の映るクッチャロ湖、見たかったな……。

少し戻ってしまうけど、無料で車の乗り入れが可能な「ウスタイベ千畳岩キャンプ場」に行くことに。

 

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マジかーッ!!

Googleの口コミ見たら閉鎖って書かれてたわ……ガイドブックしか見てなかった。

じゃあどうしようと思って、道の駅 マリーンアイランド岡島裏の「はまなす交流広場キャンプ場」を調べてみたら同じ理由で閉鎖中。しばらく車内で途方に暮れていたらライダーのおじさんが来て、開口一番「マジかーッ!」で笑っちゃった。同じ反応しちゃうよね。クッチャロ湖は激混み、はまなすも閉鎖らしいですよって情報共有して私は猿払へ出発。

 

無駄な移動時間が度重なって「さるふつ公園キャンプ場」には受付時間過ぎに到着。理由を説明して翌日払うか、車中泊するか悩んでいたけど、利用客向けの看板に"隣接するホテルでも受付可"との記載があったのでホテルで受付してもらって問題解決。

設営していたら新型コロナで短縮営業していた温泉の入浴時間に間に合わず、この日も晩に湯船に浸かれなかった。

このキャンプ場には一度泊まったことがあって、風の強さ、寒さから敬遠していたのだが、今回も多少寒かったものの寝やすい気温だったし、ふかふかの芝生で寝心地良好、ペグの刺さりやすさも抜群。季節や天候を選べばいいキャンプ場だなと認識を改めました。

 

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晩ごはんは道の駅 あしょろ銀河ホール21で購入したチーズ・真を使ってポテトチーズを作った。「火を通すと風味が増す」との説明通り、溶かすとさらに美味しいチーズで、なんだがこの料理にはもったいなかったかも。

 

08/10(月)

AM4:30頃、地響きのような音で目が覚めた。大きな船でも通ったのだろうか?

目は覚めても身体が起きず、確認することが出来なかった。

スタンプラリーの目標は道北エリアの特に上の部分までだったので、ゆったり過ごすつもりが早起きしてしまって時間を持て余した。テントをしっかり乾かしてもまだまだ余裕があった。

 

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誰かが男子トイレの洗面台に泥と雑草を流していて残念な気持ちになった。

どういう感性をしていたらこうやって平気で汚せるのだろうか?

こういう自分勝手でまわりへの迷惑を顧みないキャンパーのせいでキャンプ場の制限が厳しくなり、真面目なキャンパーが割を食う。キャンプに限ったことではないが、マナーが悪い・ルールを守れない"年を食った子供"には本当に困ったものである。

 

この日のルートはわっかない→ピンネシリ→おといねっぷ→なかがわ。

中川町でランチを食べ、ラスト一泊をし、翌日帰るつもりでいた。

わっかないから直接なかがわへ向かうとランチには早すぎるので、先にピンネシリへ行ったのだが、これが間違いだったのかもしれない。まずわっかないからピンネシリへダイレクトに向かうには逆に遠すぎる。急カーブの多い峠道を走ることになるので疲れてしまった。さらに雨まで降ってきて最悪ですよ。

それでもPM1:40頃になかがわに到着。レストランの営業時間にも間に合っただろうと思ったが、なんと既に営業終了!PM2:00ラストオーダーのお店が多いので安心しきっていたのに、なんということ……。

 

こればかりはどうしようもないので、キャンプ場で設営して、スーパーへ買い出しにいってゆっくりするかと思い、「中川町オートキャンプ場 ナポートパーク」へ行ったが、受付がいない。奥の事務所でテレビ見ながら喋ってる声がするので何度も読んでみるが反応がない。私の声が小さいのか?もうお昼ごはん抜いてるのでイライラ度MAXですよ、中川町即脱出。キャッチフレーズの「なかがわのなかがわ」、あっ、そういうことね。キャンプ場自体は良さそうな場所なんで、声量に自信がある方は耳の遠いジジイ受付チャレンジしてみては???

 

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怒りに身を任せて移動してきた先は「朱鞠内湖畔キャンプ場」だった。

何も準備せずに来てはダメなキャンプ場だったんだよね、ここ。

湖畔キャンプ場が好きなのでいつか来たいと思っていたんだけど、実はかなり不便なキャンプ場なのだ。最寄りのコンビニ・温泉まで片道約35分。シャワールームがあるが利用はPM4:00までと時間制限が厳しい。

雰囲気がいいだけに、良さげな設営場所も遅くに来るとほとんど使われている。

何も買わず、時間のことも考えずに来てしまったせいで飲み物はなく、温泉にも入れず、コンビニまで往復1時間以上使って戻る羽目になった。情けない。

しかも天候は強めの雨。設営でびしょ濡れになるし、テントはどんどん泥汚れがつき、蚊が大量にいて刺されまくる。虫除けスプレーはかけたそばから濡れて流れていくし、蚊取り線香も風があるせいか効果があまりない。こんなに辛く、楽しくなく、帰りたいと思ったキャンプは初めてだった。

 

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それでもお腹は減るので晩ごはんにする。

本日は道の駅 おこっぺの「バジリコフランク」と道の駅 オーロラタウン93りくべつの「鹿肉ソーセージ」にした。

バジリコフランクは柔らかくてジューシーなソーセージで、しっかり焼いても赤めのお肉が特徴。一方の鹿肉ソーセージはしっかりとした皮にスパイスの効いたサラミのような風味になっている。

陸別の鹿肉ソーセージは何度か食べたことがあり、鹿肉のおいしさというか、そんなに臭くなくて食べやすいということを知るきっかけになった商品。それだけに鹿肉ヒレの癖にはビックリしたが、あれはあれで癖になりそう。笑

 

08/11(火)

疲れていたのかぐっすり眠れた。

辛い気分のまま終わるのも悲しいので、どこかでもう一泊しようか悩んだが、天候が回復しなさそうなので諦めて帰ることに決めた。キャンプグッズはどれも乾く見込みがないので適当に積み込んで撤収。朱鞠内湖畔キャンプ場にはいつか楽しいキャンプをしにリベンジに来る予定。

お風呂に入りたかったので、帰り道に「せいわ温泉ルオント」によって帰ることにした。

 

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リニューアルされたらしく、館内もお風呂もきれいになり、足湯まである。

浴槽の種類も豊富で、露天風呂は蚊帳と蚊取り線香で虫対策ばっちり

冬期間限定で入れる露天風呂もあるらしく、いつか入ってみたいものだ。

 

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レストランでは美味しい「幌加内そば」を味わうことができる。

去年食べた夏季限定の「冷やし塩そば」のさっぱりとした美味しさが忘れられず、今年も夏季限定のメニューがあるのではと思っていたが、さすが期待を裏切らない。

料理名を失念してしまったが、「冷やし梅おろしそば」みたいな感じだったと思う。そばの花を思わせるような白くてきれいな自家製麺の上に、梅ペースト・大根おろしがかかっている。しっとりとした食感の鶏肉にさくさくのなす天、赤・オレンジ・緑、3色のプチトマトがのって食感も見た目も楽しい。あっという間に食べてしまって、大盛りにすればよかったと後悔。温泉で温まったあとに冷たいお蕎麦をいただく贅沢感。食後には足湯に浸かりながら、売店のそばジェラートを食べるのをオススメ。道の駅のスタンプラリー帳があれば50円引きのサービスを受けられるのでお忘れなく。

接客も丁寧で素晴らしい温泉レストランだと思います。疲れも忘れることができて、旅の終わりに相応しかった。

 

終わりに。

1週間かけた総走行距離2,473kmの旅でした。

残すは日帰り、1泊~2泊でまわれる道の駅だけなので4年連続コンプできそうです。

 

今年で道の駅スタンプラリーを目的とした一人旅は終わりにしようと思います。友人とおしゃべりしながらドライブ&キャンプ&スタンプラリーする分にはいいけど、ひとりスタンプラリーはそろそろ飽きてきたし、頑張ってまわらないといけない気がしてきて疲れるんですよね。せっかく遠出するなら大好きなキャンプを優先したいので、やるにしてもキャンプのついでにしようと思います。